Ping値の測定&改善をするには?!計測結果が50ms以上だと、絶望的?

Pingの改善方法

インターネット回線と言えば、上り速度下り速度が注目されがちですが、この2つの速度に合わせてチェックしておきたいのが応答速度です。

応答速度はPing値という数値によって評価されるモノで、「ネットが重い…」のような症状に直接的な影響を与えます。

ではこのPing値はどれくらいの数値だと良くて、どのように測定するのでしょうか。

このページでは、応答速度とPing値について解説していきます。

Ping値(=応答速度)はインターネットのタイムラグを表す数値

Ping値の前に、少しだけPingについて確認しておきます。

Pingは『通信相手の返事の有無で相手が生きているかどうかを確認するためのコマンド』で、ピン(ピング)と呼ばれるものです。

Pingがあることで、サーバーダウンや通信障害にいち早く気付くことが出来るようになるため、様々なところで有用なコマンドとして利用されています。

そしてPingコマンドからは、相手の生存確認の他にも様々な情報を得ることが出来ます。

そのうちの1つが、相手からの応答速度(=Ping値)です。

Pingの簡略図
▲Pingは相手に通信して相手の生存を確認するコマンド。

Ping値は『自分が通信を送ってから相手の返事が来るまでの時間を表した数値』で、一般的にはms(ミリ秒=1/1000秒)という単位を用いて表されます。

例えばPing値が100msであれば、自分が通信してから相手の返事が来るまでにかかった時間が100ms(0.1秒)といったような感じです。

基本的にネット上で何かしらのサイトを開く時には、『サイトを開いて!⇒開いたよ!』という通信が行われているため、Ping値が高い(悪い)とサイトを開くのも遅くなります。

Ping値が悪い
▲Ping値が高い(悪い)とサイトの
読み込み速度が遅くなってしまう。

そういった点でPing値は、インターネットのタイムラグを表す数値とも言えるでしょう。

日常的にとてつもなく困ることはないかもしれませんが、オンラインゲームなどをプレイする人は出来るだけ低く保てるようにするといいかもしれません。

Ping値の測定方法と目安の数値

Ping値は、回線速度用の測定サイトを利用することで測ることが出来ます。

頻繁に候補として挙げられる『Speedtest』や『SourceForge Speed Test』などの測定サイトはスマホ、パソコン問わず利用することが出来るためオススメです。

なおここでは、より速い時間で測定することが出来る『Speedtest』を利用します。

Speedtest
▲SpeedTestは『Go』を押すだけで
端末問わず速度を測定することが出来る。

パソコンやPS4などのゲーム機器を利用している人は上に記載したリンクで、スマホの方も同じく上のリンクからアプリをダウンロードしましょう。

難しい操作は必要なく、『GO』のボタンを押すだけでPing値を測定することが出来ますので、ぜひみなさん試してみて下さい。

ちなみに、当サイト管理人が実際に測ってみたデータは以下の通りです。

Speedtestの結果

もちろん時間帯や回線の混雑状況によっても異なりますが、この測定時のPing値は4でした。

では、実際にはどれくらいのPing値が必要になるのでしょうか。

日常生活で必要なPing値は50ms以下

いきなりですが、目安となるPing値は以下の通りです。

●Ping値の目安表
評価
Ping値
超快適
0~15ms
ぼちぼち快適
16~30ms
普通
31~50ms
ちょいストレス
51~100ms
不快
101ms~

ネットサーフィンや動画コンテンツなど、日常的に使うだけであればPing値50ms以下であればストレスフリーでインターネットを利用することが出来るでしょう。

一方で、オンラインゲームのようなリアルタイムの通信ではPing値はかなり重要です。

例えばオンラインゲームの中でも回線が重要になる格闘ゲームやFPS(TPS)ゲームをプレイするのであれば、Ping値10ms以下が理想的な環境と言えます。

なお、オンラインゲームのPing値については以下の表を参考にしてみて下さい。

●Ping値の目安表(ゲーム内版)
ゲームのジャンル 推奨Ping値
FPS、TPS、格闘などの繊細な対人戦がメインのゲーム
(PUBG、FORTNITE、スプラ、APEX、ストファ、スマブラなど)
15ms以下
MOBA、少し緩めなシューティングなどの対人戦がメインのゲーム
(LOL、DOTA、GTAなど)
30ms以下
MMORPG、MORPGなど育成や対CPUがメインになるゲーム
(PSO2、FF14、黒い砂漠、ラグナロクオンライン、MHWなど)
50ms以下
将棋、囲碁、TCGなどそこまでラグが気にならないゲーム
(Hearthstone、Shadowverseなど)
100ms以下

オンラインゲームでは、測定サイトのデータがそのまま反映されるわけではありませんので、それぞれゲームに合ったPing値を目安にするようにしましょう。

また、オンラインゲームにおけるPing値については、別記事「オンラインゲームのPing値って?目安の数値と3つの改善方法を紹介!」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみて下さい。

オンラインゲームにあるPING値とは何なのでしょうか。また、このPING値はどうしたら良い数値になるのでしょうか。今回は、PING値の正体や3つの改善方法、PING値に合わせて生じるパケットロスなどを、誰でも分かるように詳しく解説していきます。

Ping値を改善する3つの方法

Ping値の測定結果が悪くても、改善することが可能です。

そこでここからは、Ping値の改善法の中で特に効果が期待できるであろう3つの方法を紹介していきます。

「Ping値を改善したい!」という人は参考にしてみて下さい。

改善法(1)無線から有線に切り替える

改善法の中でも一番簡単な方法が、有線から無線に切り替えることです。

無線(Wi-Fi)は有線と比べて電波の干渉を大きく受けてしまうため、頻繁に接続が切れてしまったり、速度が低下してしまう可能性があります。

そして、Ping値も電波の影響をもろに受けてしまいます。

無線の電波干渉
▲無線(Wi-Fi)はもろに電波の影響を
受けるため、質が落ちてしまう。

そのため、手っ取り早く出来る改善法として有線への切り替えを行いましょう。

また、接続するLANケーブルが古いと速度に制限が掛かってしまいます

詳しくは別記事「オンラインゲーム向きのLANケーブルは?」で紹介していますが、「とにかくオススメ教えて!」という人は、『カテゴリ7』のLANケーブルを購入しておくといいでしょう。

オンラインゲームを快適にプレイするためには、しっかりとしたLANケーブルが必要です。しかし、「LANケーブルの見分け方分からない…。」という人も多いでしょう。そこで、オンラインゲーム向きのLANケーブルと、LANケーブルのスペックや特徴について分かり易くまとめました。

改善法(2)古いルーターは利用しない

ルーターは意外と原因になりやすい機器の1つです。

同じルーターを長期間利用していると処理能力や処理速度が低下してしまい、通信速度の低下やPing値が高くなる原因になってしまいます。

ルーターの寿命
▲ルーターの機器的な寿命は5年前後。
古くなったら買い替えがオススメ。

買い替え時期の目安は、5年前後です。

5年前後の期間を利用すると、ルーターの機械的な寿命がかなり近くなりますので、新しいルーターに買い替えるようにするといいでしょう。

買い替えに際して、ゲームなどをする人は以下の記事「オンラインゲーム向けルーター3選!」が参考になるかもしれませんので、合わせてご覧ください。

オンラインゲームをプレイする上で重要なのがルーターです。ルーターが原因でゲームにラグが起きたり、回線落ちが起きるようなことも多々あります。しかし、いざルーターを買い換えようと思っても数が多く選ぶのが難しいです。そこで、今回は3つに絞ってオススメのルーターを紹介します。

▼どんな方にもオススメ出来るミドルスペックのルーターはコチラ

NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ(親機単体)Aterm WG1900HP2 PA-WG1900HP2

過去90日間の平均価格¥8,703
(時期によって値段が上下する可能性があります)

改善法(3)レスポンスが速い回線を利用する

最後に紹介するのが、大元のネット回線を切り替える方法です。

ルーターやLANケーブルなどを切り替えることで改善を見込むことは出来ますが、そもそものネット回線のレスポンスが遅いとあまり効果はありません。

そのため、確実な方法としてレスポンスが速い回線への切り替えをオススメします。

NURO光
▲レスポンスの速さで選ぶならNURO光
最大2Gbpsの回線でレスポンスが速い。

レスポンスの速さで回線を選ぶ際に、真っ先に候補に挙がる回線がNURO光auひかりです。

どちらの回線も独自の光ファイバー網を所持しており、スムーズな通信をすることが可能なため、Ping値もかなり低くなる傾向にあります。

また、NURO光auひかりは光回線の中でも通信速度が特に速いため、ゲームをする人にとっては、より一層魅力的な回線になっていると言えるでしょう。

これらの回線は別記事「ネトゲ廃人が選ぶネット回線ベスト3!」でも紹介していますので、回線切り替えを検討している方は合わせてチェックしてみて下さい。

オンラインゲーム・ネトゲ向けのネット回線(プロバイダ)をまとめました。オンラインゲームをプレイするならネット回線はかなり重要です。「ラグ過ぎてつまらない…」「回線落ちがひどい…」のような現象が続くとモチベが落ちてしまいかねません。そういったことを避けるためにも、しっかりと回線選びをしてみて下さい。

Ping値に関連する回線用語について

ここからはPing値に合わせて知っておくと便利な単語を紹介します。

回線の質に関わる言葉ではありますが、あくまで『知っておくと便利』というモノになりますので、気になる方だけ見るといいかもしれません。

パケットロス

上で紹介した2つの測定サイトのうち『SourceForge Speed Test』では、パケットロスを測定できます。

パケットロス(割合で表示されます)とは、データの送受信失敗率のことです。

パケットロス
▲SourceForge Speed Testのデータ。
パケットロスは0%がベスト。

仮にお互いのサーバーが生きていたとしても、何かしらの理由で通信中にデータ(パケット)が無くなってしまう場合があり、その現象をパケットロスと言います。

パケットロスによって失われたデータは、履歴をたどって再度送信されますが、その分時間がかかってしまうため、回線速度やPing値も遅くなってしまいます。

そのため、パケットロスが低ければ低いほど高品質なネット回線と言えるでしょう。

ジッター(Jitter)

ジッターもパケットロスと同じく『SourceForge Speed Test』で測定が可能です。

ジッターは『イライラする』という意味を持つ電気通信で使われる言葉で、回線用語としてはPing値の最大値と最小値のブレ幅を意味します。

ジッター
▲SourceForge Speed Testデータ。
小さい程優れている。(この画像は2ms)

もちろんPing値は安定していた方が良回線と言えますので、ジッターの数値が低い方が回線の質は高いと言えるでしょう。

「なんかこの時間だけやたらPing値が遅い…」というようなことがあれば、回線混雑でジッターが大幅に大きくなっていることもありますので、回線の切り替え等を検討してみるといいかもしれません。

まとめ:Ping値の目安の数値や測定方法まとめ

今回は、Ping値についてと測定方法、目安の数値などを紹介しました。

オンラインゲームをプレイするような人であれば、Ping値の数値によってプレイの快適さが大きく変わりますので、チェックしておくといいでしょう。

Ping値の改善方法として効果が期待できるのは以下の3つです。

【Ping値を改善する3つの方法】

(1)無線(Wi-Fi)から有線に切り替える
(2)古いルーターを買い替える
(3)レスポンスが速いネット回線に切り替える

大元のネット回線を切り替えるのが最も確実な方法になりますが、その他の方法も試してみる価値はあるでしょう。

低いPing値を手に入れて快適にインターネットを利用してみて下さい。

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