オンラインゲームの通信速度はどれくらい必要?目安と改善法を紹介!

オンラインゲーム通信速度

オンラインゲームで気になるのが『通信速度』です。

「回線が遅すぎてオンラインゲームがまともにできない」「クソ回線過ぎて話にならないわ…」など、通信速度のせいで悩んでいる人も多いでしょう。

では、一体オンラインゲームをするにはどれくらいの速度が必要なのでしょうか。

このページでは、目安になる通信速度や速度の測定方法、通信速度に合わせて重要な『PING』について解説していきます。

そもそも通信速度ってどういったものなの?

まずは、通信速度が何かをおさらいしておきます。

※通信速度とは

通信速度は『bps(bit per second)』という単位で表される数値で、1秒間に送ることが出来る容量のことを言います。

『速度』という名前だけに勘違いされがちですが、速度ではなく容量です。

一般的にネット回線では、『1Mbps』=『1,000bps』、『1Gbps』=『1,000Mbps』といった単位を使うことの方が多くなりますので、こちらを覚えておくといいでしょう。

また、回線速度と通信速度は別物です。

細かく言うと複雑ですので、回線速度は回線のスペックを表す数値、通信速度は実際に出せる速度を表す数値という認識で問題ありません。

ちなみに、このページで取り上げるのは、通信速度になります。

オンラインゲームでは、プレイヤー間もしくはプレイヤーとサーバー間で多くのデータが送受信されるため、ある程度の通信速度が必要です。

では、どれくらいの通信速度が出ているとオンラインゲームを快適にプレイすることが出来るのでしょうか。

オンラインゲームに通信速度はいらない!?通信速度の目安数値

まずは、PS4やPC、スマホなど何でも構いませんので、速度を測定してみて下さい。

利用者が多く便利なサイトとしては、『Speedtest』がオススメです。

speedtest
▲速度測定サイトやゲーム機に入ってる
インターネット診断で測定をしてみる。

スマホで測定する場合は『Speedtest』のアプリバージョンを、PS4やSwitchなどのゲーム機で測定する場合は、それぞれのゲーム機に初めから入っている『インターネット診断』で測定してみるといいでしょう。

実は通信速度はあんまりいらない?目安の数値は30Mbps

実を言うと、オンラインゲームに通信速度はあまり必要ありません。

というのも、ゲーム中に送受信するデータの数は多いのですが、1つ1つの容量がかなり小さいため、1秒間で送受信される総合的なデータ容量も必然的に小さくなってしまうからです。

そのため、オンラインゲームをプレイするだけなら10Mbpsもあれば十分になります。

スプラトゥーン
▲オンラインゲームでの送受信データは
かなり容量が小さく、速度はあまりいらない。

ただし、インターネットを利用するのはゲームだけではありません

ゲーム以外にも、携帯・スマホやテレビ、家族が使っているインターネットなど、様々な場所や機器でインターネットは利用されています。

それらを考慮すると、最低でも30Mbps前後が1つの目安になると言えるでしょう。

ちなみに、日本のSteam(ゲームダウンロードサイト)利用者の平均速度は約60Mbpsですので、30Mbpsという速度は決して高い数値ではありません。

そのため、既にクリアしている人も意外と多いのではないかと思われます。

ダウンロードが遅い
▲30Mbps前後しか出ていないと
ダウンロードなどはかなり遅い。

しかし、30Mbpsではゲームのダウンロードやアップデートにはかなりの時間がかかります

そういった作業も考えるのであれば、30Mbpsという基準に捕われず、出来るだけ速い速度を出せるネット環境を作ったほうがいいでしょう。

重要なのはダウンロード(下り速度)?アップロード(上り測度)?

測定サイトで速度を測定すると2種類の速度が出てくるはずです。

1つはダウンロード(下り速度)、そしてもう1つはアップロード(上り測度)という2種類になっていますが、これら2つの速度はそれぞれ使われる場面が異なります。

まずは、以下の画像を見てみて下さい。

通信速度の違い
▲ダウンロードとアップロードの
違いの簡略図。

画像の通り、これらはネットにデータを送るか、もしくは受信するかの違いがあります。

オンラインゲームで言うと、相手(プレイヤーもしくはサーバー)にデータを送る時に必要なのが『アップロード』、逆に相手からデータを受け取る時に使うのが『ダウンロード』です。

そして、オンラインゲームでは相手に送る情報より相手から受け取る情報の方が圧倒的に多くなりますので、より必要になるのは『ダウンロード』ということになります。

つまり、上で紹介した最低30Mbpsは『ダウンロード』についての速度です。

測定サイトもしくはゲーム機器の速度チェック上でダウンロードが30Mbpsに届いていれば、とりあえずゲームの通信速度はクリアしていると言えるでしょう。

備考:アップロードはどんな時に必要になるの?

一方で、アップロード速度が必要になる場面もあります。

それが、ゲームの配信をしたり、動画投稿サイトにプレイ動画を上げるような場合です。

ゲーム配信
▲ゲームの配信や動画投稿をするなら
アップロード速度もある程度必要になる。

こういった場面では、ゲームのデータ全てをネット上に上げる必要があるため、ある程度のアップロードを使うことになります。

もちろん速いに越したことはありませんが、ゲームの配信などをするのであれば、アップロード30Mbpsを1つの目安にするといいでしょう。

オンラインゲームでは通信速度よりもPINGが重要

仮に多くの人が30Mbpsクリアしているのだとすると、ラグはどうして起きるのでしょうか。

恐らく30Mbps以上出ている人の中にも、「オンラインゲームをプレイしているとラグが起きてしまう…」という人が一定数いるはずです。

この『ラグ』に関係してくるのが、『PING』と呼ばれるものになります。

ゲームのラグに直結する『PING』ってどういうもの?

PING(ピンもしくはピング)は『レイテンシ・応答速度』などとも呼ばれるモノで、相手(プレイヤーやサーバー)とのデータ交換にかかる時間を指す数値になります。

『○○ms(ミリ秒)』という単位で表される、時間を意味する数値です。

オンラインゲームで起きる以下のような場面を考えてみます。

1、ゲーム内でポーションのボタンを押した

2、『ポーションのボタンを押した』という情報が自分から相手に送られる

3、相手がそれを認識して、『ボタンを押した』に対する正しい動作を見つける

4、『ポーションを飲む』という動作が相手から自分に送り返される

5、ゲームの画面でポーションを飲む動作が行われる

この一連の流れにかかる時間が『PING』です。

流れを見てもらうと分かる通り、PINGが悪いとラグが酷くなり(押してから反映までが遅い)、PINGが良いとラグはマシになります(押してから反映までが早い)。

PINGはラグに直結する数値ですので、見方によっては通信速度よりも重要と言えるでしょう。

なお、PINGの目安となる数値や測定方法など、より詳しいことは別記事「オンラインゲームのPING値って?目安の数値と3つの改善方法を紹介!」で解説していますので気になる方は合わせてチェックしてみて下さい。

オンラインゲームにあるPING値とは何なのでしょうか。また、このPING値はどうしたら良い数値になるのでしょうか。今回は、PING値の正体や3つの改善方法、PING値に合わせて生じるパケットロスなどを、誰でも分かるように詳しく解説していきます。
※PINGについて

本来PINGはゲームで使われる用語ではありません。

元々の役割は、『相手サーバーとのやり取りが可能かを確かめるためのコマンド』です。
そして、そのやり取りのために必要な時間の事をPING値と言い、このPING値が当ページで紹介しているPINGと同じ意味を持ったものになります。

少しややこしくなってしまいますが、ゲーム内でPING値と表記されることは珍しいため、ここでは全てPINGと記載して解説しました。

通信速度・PINGの3つの改善法

通信速度やPINGが悪いとゲーム内でラグが発生してしまいます

そのため、通信速度やPINGが基準に足りていない人に関しては、何かしらの方法で数値を改善しなくてはなりません。

そこでここからは、通信速度・PINGの改善方法を3つ紹介します。

改善法(1)オンラインゲーム向きの回線を利用する

通信速度やPINGを決める最も大きな要因になっているのは、大元のネット回線です。

契約しているネット回線がしっかりしていなければ、どんな手をつかっても通信速度やPINGが改善されることはまずありません。

速度が遅い
▲大元のネット回線が良くないと
いつまで経っても改善されない。

そのため、1つ目の方法としてゲーム向きのネット回線を利用することをオススメします。

ゲーム向きの回線としてオススメするのは以下の3回線です。

■ネトゲ廃人が選ぶオススメネット回線ベスト3
サービス概要
NURO光 ・最大2Gbpsの超高速回線
・eSports施設での採用実績アリ
・現状一番オススメ出来る回線
auひかり ・最大1Gbpsの高速回線
・独自配線で他者回線より高品質
ドコモ光 ・最大1Gbpsの高速回線
・最低100Mbpsの速度補填制度アリ

これらの回線はゲーム向きの回線として十分に機能してくれます。

それぞれの回線の料金や特徴、セット割など、より細かい情報に関しては別記事「ネトゲ廃人が選ぶネット回線ベスト3!」で解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

オンラインゲーム・ネトゲ向けのネット回線(プロバイダ)をまとめました。オンラインゲームをプレイするならネット回線はかなり重要です。「ラグ過ぎてつまらない…」「回線落ちがひどい…」のような現象が続くとモチベが落ちてしまいかねません。そういったことを避けるためにも、しっかりと回線選びをしてみて下さい。

改善法(2)有線化してLANケーブルのカテゴリをチェック

オンラインゲームを無線(Wi-Fi)でプレイしている人は、有線に切り替えましょう。

無線(Wi-Fi)は、建物の電波阻害、家電製品や携帯・スマホから発せられる電波との干渉を受けてしまうため、有線と比較して『通信速度・PING・安定性』で劣ってしまう傾向にあります。

有線か無線で大きく環境が変わりますので、「2階でゲームしてて有線は無理…」という人でも長めのLANケーブルなどを購入して有線でプレイするようにしましょう。

カテゴリの見分け方
▲カテゴリはケーブル本体に
数字や文字列で記載されている。

また、LANケーブルを利用する際には、カテゴリ(グレードを表すもの)に注意してください。

カテゴリが低いLANケーブルには『速度制限がある、ノイズに引っかかり易い、伝送帯域が狭い』といったデメリットがありますので、ゲームにはあまり向きません。

具体的には、現在使っているLANケーブルが『カテゴリ5/5e(もしくはそれ以下)』の場合、新しく『カテゴリ6/6a/7』のいずれかを購入して利用することをオススメします。

LANケーブル1つでもかなり変わってきますので、一度確認してみるといいでしょう。

改善法(3)ルーターのスペックをチェック

そして、気付かぬ間に原因になっている可能性があるのがルーターです。

ルーターには5年前後の機械的な寿命があり、この期間を過ぎてしまうとルーター自体の処理能力や処理速度が低下してしまい、ラグを引き起こす原因になります。

そのため、古いルーターを利用している人は新しいものに買い替えましょう。

オススメのルーターは、NECの『Aterm WG1900HP2 PA-WG1900HP2』です。

再購入にあたって、UFOのようなかっこいいゲーミングルーターを購入する必要はありませんので、1万円前後のミドルスペックのルーターを探してみるといいでしょう。

NEC 11ac対応 1300+600Mbps 無線LANルータ(親機単体)Aterm WG1900HP2 PA-WG1900HP2

過去90日間の平均価格¥8,703
(時期によって値段が上下する可能性があります)

通信速度・PINGを改善するならゲーム回線は必須

ここでは3つの方法を紹介しましたが、中でも重要なのはやはりネット回線です。

大元のネット回線が良くないと、ハイグレードなLANケーブルやルーターを購入したとしても、その能力をフルで使いきることが出来ません

そのため、まずはゲーム向きの回線から検討することをオススメします。

快適なゲーム
▲ゲーム向きのネット回線を利用することで
オンラインゲーム環境はかなり良くなる。

平均速度500Mbps・ゲーム内PING値1桁を出すことが可能な現状最強回線NURO光、独自の光ファイバーで他社を圧倒する程高品質な回線を提供するauひかり、最低100Mbps補填制度で安心して利用できるドコモ光、どれも魅力的な回線です。

NURO光auひかりが特にオススメですが、ドコモ光もチェックする価値は大いにあります。

この3つの回線の中から、自分が気になる回線をチェックしてみるといいでしょう。

ラグがあるかないか、回線落ちがあるかないか、だけでも気持ち的にはかなり変わってきますので、ゲーム向きの回線を手に入れて快適なゲーム環境を手に入れてみて下さい

まとめ:オンラインゲームで必要な通信速度の目安について

今回は、オンラインゲームに必要な通信速度の目安について解説しました。

オンラインゲームにおいて必要な通信速度は下り速度(ダウンロード)で最低30Mbpsと決して高いものではありません。

また、通信速度よりも重要になるのがラグに直結するPINGです。

PINGの数値が悪くなるとどんな通信速度でもラグが発生してしまうため、ラグを治したいのであればPINGを改善するのが効果的な方法になります。

このページでは、改善方法も合わせて紹介していますので、気になる方はそちらも合わせて確認していただくといいかもしれません。

しっかりとした環境を作って快適にゲームをプレイできるようにしましょう。

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