【ウルトラスペック】オンラインゲームで10G回線のスペックは必要?

オンラインゲームに10G回線は必要?

「10G回線でオンラインゲームをプレイしたらどうなるの!?」

回線が重要と言われるオンラインゲームだからこそ、こういった疑問を持つ方もいるでしょう。

現状、一般的な家庭向きで最速と言われているNURO光の最大2Gbps回線でオンラインゲームが快適になったと言う口コミは非常に多いです。

それなら、10G回線を使うことでさらに快適にプレイできるようになるのでしょうか。

ここでは、オンラインゲームと10G回線について解説します。

これから先増えていくと思割れる10G回線

2018年9月の段階で10G回線サービスを提供して回線は2つだけです。

世界最速回線と言われる『NURO光』と、独自の光ファイバーを用いてサービスを提供している『auひかり』になります。

10G回線を提供しているNURO光とauひかり
▲現在10G回線を提供しているのは
NURO光とauひかりの2回線のみ。

現状対応地域は関東に限られていますが、今までのネット回線の拡大の流れを考えると数年のうちに全国対応になってもおかしくないかもしれません。

また、今後10G回線サービスを提供する回線も増えていくと考えられます。

多くの光回線はNTT回線を利用しているため、例えばフレッツ光が10G回線のサービスを始めるのであれば、それに合わせて他の光コラボ回線(ドコモ光やソフトバンク光)なども10G回線サービスを始めることが出来るからです。

そう考えると、ここ数年以内に10G回線が一般的になる可能性もあるかもしれません。

10G回線の実測値

10G回線の話をする上で気になるのはやはり実測値です。

いくら最大速度10Gbpsと言えど、接続して1Gbpsを切るようであれば、契約するメリットはほぼないと言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、10G回線を利用している人は現状かなり少なく、あまりデータがありません。

そのため、ここではネットで見つけた実測値を紹介します。

上の4つはすべてauの10G回線になります。

個人差があるとはいえ、8Gbps近く出ている人もいると考えるとかなり高速です。

これだけ高速な回線速度が出るのであれば、他の2Gbps回線や1Gbps回線とはしっかりと差別化できるのではないでしょうか。

ただし、ネット回線は利用者数によって回線速度が変わると言われています。

なおかつ、ネット回線はベストエフォート(どれくらい出るかは分からないけど頑張る)方式ですので、今後もこの速度が維持できるかは分かりません。

そのため、過度な期待はせず、ある程度の期待感ぐらいで留めておくのがいいでしょう。

10G回線が必要とされる通信速度を持つものはあるの?

10G回線は非常に高速ですが、実際に使い道はあるのでしょうか。

現在の一般的なネット環境の中で必要になる回線速度は、最高でも4K映像の視聴に必要な30Mbpsと言われています。

また、4K映像よりさらに高解像度の8K映像の視聴も約100Mbpsあれば十分だそうです。

次に通信速度が必要になりそうなものと言えば、『VR空間の通信』でしょう。

4KVRゲームに必要な通信速度
▲4KのVRゲームをプレイするには
500Mbpsの安定した速度が必要になる。

なんと、4K映像でVR空間を体験するのには約500Mbpsの回線速度が必要になるそうです。
(参考:通信速度がVR体験を制限する?VRと通信回線の関係)

安定して500Mbpsの回線速度を出し続けるのは、一般向けの回線としてはNURO光でも中々難しいのではないでしょうか。

そのため、4KでVRを楽しみたいのであれば、10G回線は必須と言えるかもしれません。

今の段階で10G回線を存分に使うことができるのは4K映像のVRか、一般家庭から離れるのであれば、大きな会社規模で利用するサーバー管理ぐらいでしょう。

10G回線があればオンラインゲームは快適になる?

では、10G回線があればオンラインゲームは快適になるのでしょうか。

オンラインゲームの快適さを決める要因は以下の通りです。

  • 回線速度は十分に出ているか(約20~30Mbps)
  • PING値は低く安定しているか(30ms以下)
  • 回線混雑などがあっても安定しているか(回線落ちしないため)

もちろん回線速度は30Mbpsより速くても損はありませんし、PING値は0msに近ければ近いほどオンラインゲームを快適にプレイできるようになります。

10G回線であれば、こういった数値はどれくらいになるのでしょうか。

10G回線は現状の光回線とあまり変化はない…

10G回線の実測値に関しては、上で紹介した通り1Gbpsを大きく超える速度です。

回線速度が速いに越したことはありませんが、別記事「オンラインゲームはPING値が命!回線速度は実はそこまで重要じゃない?」でも紹介している通り、回線速度は基準値さえ満たしていれば、それ以上速くても恩恵がありません

そのため、10G回線であっても今の回線であってもあまり変化ないと思われます。

続いてオンラインゲームで重要と言われるPING値です。

PING値も低ければ低いほどゲーム環境は快適になりますが、別記事「NURO光は回線良くてもPING値がダメダメ?実際のPING値を調べてみた!」で紹介している通り、現状NURO光でも1桁を出すことが出来ます。

オンラインゲーム上のPING値が0msになることは考えずらいため、10G回線によるPING値の恩恵もあまりないでしょう。

NURO光のPING値と回線速度データ
▲NURO光のPING値と回線速度データ。
両方とも十分出ており安定している。

最後は回線の安定性です。

回線の安定性に関しても、NURO光で間に合います。

NURO光は独自の配線方式を用いているため、回線の混雑に巻き込まれることがなく、自分が好きなように使うことができるからです。

そのため、安定性という点においても10G回線の恩恵は少ないと言えるでしょう。

オンラインゲームに重要な3要素全てを考慮しても現状10G回線はあまり必要ないと言えます。

「10G回線と今の最速回線はこんなに違う!」と体感で分かるようなことはほぼないでしょう。

ゲームのダウンロードは格段に速くなるかも…?

オンラインゲームのプレイには関係ありませんが、10G回線にはメリットもあります。

それが、回線速度に大きく依存するゲームのダウンロードやアップデートが速くなるかもしれないという点です。

例えば、回線速度が8Gbpsであれば、ゲームのダウンロード速度は『1GB/s』になりますので60GBのゲームが1分でダウンロード出来るということになります。
(参考:NURO光ならSteamのゲームダウンロードも最速!?他回線と比較してみた)

NURO光のゲームダウンロード速度
▲100GBを超える大容量のFF15も
わずか2分足らずでダウンロードできる。

この速度でゲームがダウンロードできれば、かなり快適になるのではないでしょうか。

ただし、これはあくまで『かもしれない』という内容にすぎません。

というのも、ゲーム機器やダウンロードするサイトによってはダウンロードの帯域に制限がかかっているからです。

制限がかかったとしても速くなる可能性は高いので、メリットと言えるでしょう。

10G回線は費用も高くオンラインゲームでは必要ない

10G回線は確かに魅力的ではありませんが、契約するだけでは十分な速度は出ません。

十分な速度を出すためには、10G回線サービスに対応した『LANポート』や『ハブ』などを別で購入する必要があります。

上のツイートでは「10GB製品揃えるのに8万円近くかかった」と言っていますが、実際こういった製品をそろえるのに、数万円は必要です。

10G回線に必要な機材
▲10G回線をしっかりと活用するには
相応の製品を購入する必要がある。

オンラインゲームにおいては、切り替えてもあまり恩恵がない10G回線に数万円以上の費用をかけて切り替えるメリットはほぼないと言ってもいいでしょう。

10G回線を利用するのであれば、現状最もオンラインゲーム向きと言われる最大速度2GbpsのNURO光に切り替えた方が金額的な効率はよくなります。

10G回線をオンラインゲームで利用するのはもう少し先になるのではないでしょうか。

まとめ:今のオンラインゲームに10G回線は必要ない

今回は、10G回線とオンラインゲームに関してまとめました。

結論としては、

今のオンラインゲームに10G回線は必要がない

と言えるでしょう。

これから先、8KのVRゲームやより高解像になる16Kなどが登場するタイミングになると10G回線は必須の回線になるかもしれません

しかし、現状はあまりメリットがないというのが事実です。

これから先10G回線が必要になるオンラインゲームに期待しましょう。

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